HuskyLensはESP32でも動く?

 どうもけーてぃーです。


電子工作をした際に「HuskyLens」を使う機会がありました。

え?そもそもHuskyLensってなんぞ?って感じですよね。

一言で表すとAIカメラボードです。

カメラボードにAIが搭載されており、物体認識や顔認識、色認識、線追跡などなどが簡単にできます。

公式サイトのリンクを貼っておきます。

https://www.dfrobot.com/


ここでどん詰まったことがあったので共有しておきます。

タイトルの通り、ESP32でHuskyLensは動くのか?です。

結論から言いましょう。HuskyLensをESP32で動かすことは現状ほぼほぼ無理です

当時の私は電子工作の知識が足りておらず(今も)、「ESP32はArduino互換機なんでしょ?だったらArduino対応のHuskyLensは動くっしょ。」と勝手に勘違いをしていました。

そんな浅い理解のまま進めてしまい、UARTとI2C通信でカメラの情報をESP32に送信。
当然うまくいきません。途中まで値は取れるのですが一瞬しかとることが出来ない。困った困った。エラーを解析していくとどうやらanalogWrite()で処理が詰まっていた模様。さらに詳しく調べるとArduinoなどによくあるanalogWriteがESP32には存在しないじゃないですかやだーーーーー!代わりとなる関数で代替したりライブラリをちょこちょこっと書き換えたりしたけどうまくいかず。結局最終的にArduino Uno R3を使うことに。

その試行錯誤にめちゃくちゃ時間を食ってしまった。恥ずかしい限りです...

Arduino、micro:bit、raspberry pi、LattePandaなどのマイコンボードは使えるのでケチらず素直にそちらを使いましょう。

ESP32用のライブラリを自分で書けるよって感じの、つよつよエンジニアならもしかしたら動かせるのかもしれません。さすがに技術も時間も無かった私には無理でした()


今回の教訓として普段触らない分野をやる時は思い込みを捨ててより慎重に事に当たる。
ってのが大事なんだなーって。勉強になったよ。


このパーツ自体かなり新しいもので、英語と中国語のフォーラムは充実していたのですが、日本語の情報が少なかったので苦労しました。
私のような被害者(ただのおうちゃく者)を増やしたくないため記事として残します。


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